院長ブログ

歯の健康から院長のプライベートまで。

いよいよ12月ですね、復活!地域の美味しいお店シリーズ

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こんばんは、院長の松永です。

平素よりスタッフ一同、大変お世話になっております。

いよいよ寒さも増して、12月らしくなってきましたね。

皆様いかがお過ごしですか?どうか体を冷やさぬようにお気をつけくださいね。

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今日は日曜日、堅苦しいお話は控えさせて頂きまして、、、

地元の美味しいお店を紹介させて下さい、不定期開催「名東区に来たらぜひここへ~」シリーズです(笑)。

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今回は当院より本郷駅方向・南に900mほどへ進んだ藤森にあります「食堂ペコリ・Pecori」さんです。

1964年創業の愛知県瀬戸市の老舗ポタリー「丸光陶器」により2003年に名東区に開店したカフェ・レストランです。

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開店時から、シンプルで美しく土の素肌や温かみが感じられるような、Marumitsu陶器の自社製の食器で配膳され、とても心のこもった、体に優しい食事がいただけました。

体が温まるだけではなく、実際に販売されている食器での盛り付けや配膳、テーブルアレンジの参考になるような、素人にも実践しやすいヒントを授けてくれるお店です。

私にとっては子供の頃、料理好きの母に連れられて、二歳年下の妹と通った思い出深い大切なお店でもあります。

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お店ですが、扉を開ければ、無垢材のウッド調の店内にコットンのエプロンが良く似合う優しいスタッフの皆さんが迎えて下さいます。

化学調味料は使わずに、季節の野菜をふんだんに使用した料理をゆっくり楽しめます。ランチタイムとカフェタイムがありますが、ランチメニューは月替わりのコースメニューから選べます。カフェタイムでは、思わずお家で作りたくなる素朴な「おやつ」もぜひ、お勧めです。ポイントは、とても丁寧に作ってありながら、少し頑張れば自分でも作れそうなメニューたちですね。

写真は先月11月のランチです、、、相変わらず、体も内側からポカポカでした。

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寒さも増す12月の日曜の午後、皆様も「食堂ペコリ」で心も体も温まるランチタイムはいかがでしょうか?

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PS. お料理が気に入られた方は、食堂ペコリさん系列のソボカイ・デポ開催のお料理教室(SOBOKAI COOKING SCHOOL)はいかがでしょうか?きっと、家族みんなが温まる癒しのレシピがマスターできるはずです。

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これから、忘年会など何かと忙しくなる季節になりますね、どうか皆様、お体ご自愛くださいませ。どうぞお食事のあとは歯磨きをお忘れなく、ゆっくりお休みなさい。

 

定期検診でわかること~第4回:妊婦とレントゲン

こんばんは、お久しぶりです!院長の松永です。

学会発表などで少しお休みしておりました院長ブログ、再開でございます。

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さて、前回に書かせて頂いたときは8月でしたが、季節はあっという間に冬ですね、皆様いかがおすごしでしょうか?

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隣接する松永クリニック耳鼻科はインフルエンザの予防注射などで大変混雑しておりますが、皆様体調崩されていないと良いのですが。

 今回は、前々回の続きで定期検診での検査シリーズで多数のご要望を頂きました妊娠時のレントゲン撮影についてです。

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*歯科用レントゲンの安全性~妊婦さんでも大丈夫?

初めてのお母さん(妊婦)になられて、まず医療機関で心配になるのはレントゲンですよね。

「健康診断のレントゲン、撮ってもいいのかしら?赤ちゃんに負担をかけないか心配で、、、」

そうですね、初めての事ばかりで色々な不安もおありかと思いますが、大丈夫です。

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まず、結論をお伝えすると、適切に防護衣も使用され、照射部位も頭部でお腹には照射されない歯科用レントゲンは胎児にも「安全」です。

近年の目覚ましいデジタル技術の進歩により、歯科のレントゲンは劇的に被ばく線量を下げることに成功していますので、

日常生活の中で毎日、自然に浴びてしまう自然被ばくの量とあまり変わらないと言えます。

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胎児に影響を及ぼすと言われているのは年間約50mSv(シーベルト)以上、ガンの過剰発生を起こす放射線量は年間約100mSv以上ですので、これを念頭に、自然被ばく量を診ていきましょう。

 日本の平均(宇宙・大地・食物・空気の4要素の合計)は 1年間、約1.5mSvです。

一日では平均0.007mSvですから、毎日普通に生活すればわずかな被ばくは避けられませんが、もちろん健康に害はありません。

因みに海外旅行で飛行機に搭乗すると、東京~ニューヨーク間で0.2mSvです。

 さてここからは、医療で受ける放射線です。

医科用胸部X線  CT   6.9mSv

医科用頭部X線  CT   2.0mSv

集団検診(胃のX線撮影)  0.6mSv

    (胸のX線撮影) 0.05mSV

 歯科用レントゲン

お口全体のX線撮影 (歯科用CT) 0.1mSv

(パノラマ) 0.04mSv

お口の部分的X線撮影(デンタル) 0.02mSv

*ちなみに、当院のように全てをデジタル化している場合は被ばく線量は上記よりさらに1/5~1/10削減されています。

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当院の場合CTで0.064mSvです。

 つまり、歯科用レントゲンの被ばく線量はとても少ないのです。

胎児に影響のある50mSv以上を考えると、歯科用CTで約500回~800回、パノラマ撮影では2500回、デンタル撮影では5000回は必要です。

万が一、妊娠しているが妊娠が分かる前に歯科でレントゲンを撮影していても、まず胎児への影響が出る事は考えられないのでご安心下さい。

ただし、事前に妊娠が分かっている場合は、念には念をいれ可能な限りX線の使用を控えたり、撮影回数を減らしたりしてお母さまと赤ちゃんをサポートさせていただきます。

妊娠中の方は、どうかお気軽に担当医までご相談下さい。

 

前々回と今回は定期検診でも良く使用される「レントゲン」に焦点をあててみましたが、いかがでしたでしょうか?

私たち専門家でも放射線学は難しい学問でございます、皆様、不安や分からない事がございましたら、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

大人28(110106028)さて、次回は「妊娠時・産後の歯科治療の注意点、妊婦のためのマタニティー歯科について」を予定しております。

 

いよいよ多忙を極める師走がやってきます。

IMG_3295「ほっ」と一息つきながら、皆様、どうぞ頑張り過ぎず、どうかお体ご自愛くださいませ。ゆっくりお休みなさい。

定期検診シリーズは少しお休みして、、、ここで箸休め!夏の思い出編

こんにちは、院長の松永です。

いつも院長ブログを拝見いただき誠にありがとうございます。

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皆さんのお盆はいかがでしたか?素敵な夏の思い出はできましたでしょうか?

私はと言えば、長年の友人たちとBBQ(バーべキュー)をしてまいりました。

澄み切った夏空のもと、皆で火おこしから頑張り、焼き立てのお肉とビールの組み合わせは最高でした!

あつあつの8月の風に吹かれて、大人たちはヨレヨレ・ヘトヘトですが、子供たちはプールに飛び込み涼をとり

今度はボール・プールへ!明るい笑い声にこちらも元気をもらえる素敵なお休みでした。

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ところで、私たちが今回お邪魔したのは、「南知多グリーン・バレー」と呼ばれる屋外型のレジャー施設です。

入場料こそリーズナブルなこの施設、実に侮れません。

コンパクトな中にも色々な施設があり、追加料金なしで楽しめるなかなか穴場なスポットなのです。

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今回、私たちが使用したのは、自分たちが好きな食べ物を持ち込んで使用する屋根付きBBQ場ですが、

食べ物を用意してもらえるプランもあります。

 

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また、子供たちが大張り切りで挑んでいたのは屋外プールと

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屋内のボールプールや木製迷路ですが、

 

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その他、大きいいお子様や大人向けに本格的な「フィールドアスレチック」や「バンジージャンプ」もあります。

バンジージャンプ、、、「頑張ってジャンプポジションまで登ったけど、やっぱり恐くて、、、飛べない(涙)」

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そんな時でも大丈夫!奇跡的に年内なら再チャレンジできるチケットをプレゼントしてくれます。優しいですね(笑)

 

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また季節が合えばイチゴやブルーベリーなどの果物狩りや、なんと「地引き網漁」まで楽しめます!

 

アクセスですが、当院のある名古屋市名東区からですと車で約1時間ほどで到着します。

名二環の上社ICから名古屋南IC~その後は知多半島道路の大高~南知多ICで降り、ICより5分ほどで到着です。

当日もお盆の真っ只中にも関わらず、行きも帰りも渋滞なく気持ちの良いドライブが楽しめました。

 

グアムやハワイなどへ遠出された方も多いとは思いますが、愛知県内の近場で気心の知れた仲間と、ワイワイするのも楽しいです。

実は結構お財布にも優しく、アトラクションや入園料、BBQサイトの使用量込みで5人で約6000円でした。

 

まだ、まだ、夏休みは残っていますよね、当日予約でもBBQ場は使用できます。

皆様も、「近場でBBQで満腹→全力でプールやアスレチック→帰り道にのんびり銭湯」なんて夏休みの楽しみ方はいかがでしょうか?

「えっ!?銭湯は?」との声が聞こえてきそうですね、同じ南知多町でしたら「まるは食堂・豊浜本店うめ乃湯」もお勧めです。

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また知多半島をもう少し楽しむために、名古屋に戻る途中の半田中央IC降りすぐの「ごんぎつねの湯」も良いのではないでしょうか?

 

時には歯科医療以外の話も楽しいですね、次回は「妊娠時の歯科治療の重要性やレントゲン撮影」について書かせていただきます。

どうか、皆様も事故のない、安全な夏休みをお楽しみくださいませ!

18日より再開します外来診療にて、元気な皆様にお会いできることをスタッフ一同心から楽しみにしております。

定期検診でわかること第3回~安心・安全なレントゲン検査について

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こんにちは、院長の松永です。
いつも院長ブログを拝見頂きありがとうございます。
 もうお盆の休みですね、皆様いかがお過ごしですか?
 
院長のお盆はと言えば、、、
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はい!こっそり楽しみにしていた夏休み映画、映画「ミニオンズ」を観に行ってまいりました。
個人的には「怪盗グルー」役の笑福亭 鶴瓶さんの声が大好きです。
もちろん遠出も良いですが、近場の映画館でひんやり夏休みもお勧めです!
 
さて早速、今回のトピックですが歯科の大切な検査のひとつ「レントゲン撮影」です!
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歯科医院を受診した際の重要な検査に「レントゲン検査」があります。
時には、同時に何枚か撮影したり、種類の異なる器械を使い分けて目的に応じたタイプの検査を行ったり、皆様にもなにかと馴染みのある検査ではないでしょうか?
 
さて、早速ですがレントゲン撮影の「目的」と「種類」です!
私も含め、皆様のドクターは主に以下の7つのポイントを目的に撮影しています。
 
1. 虫歯の発見・歯根の治療
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拡大鏡を使用した肉眼の検査でも見逃してしまう、歯と歯の間の虫歯の発見には大変有効です。
上の写真でもわかるように、レントゲンを撮ると虫歯が見た目以上に深く広がっていることがわかります。
研究によっては発見率を90%近くまで向上できるとのデータもあります。
また、虫歯の細菌に感染した歯の神経を取り除く根管治療(歯内療法)でも肉眼では確認不可能な、
歯の神経の入った管を探すためにレントゲンは非常に重要な役目を果たします。
下の写真(根管治療)では、根の病巣の位置や歯の根の内部に詰めた薬(白色の棒状)が過不足なく入っているかを確認しています。
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これらの診断には「デンタル」と呼ばれる小型のIPデジタル・プレートが使用されます。
*以下デンタル
 
 
2. 歯周病の診断
 
 
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静かに症状なく進行してしまう歯周病ですが、レントゲンで歯を支える骨の量を検査することで、歯周病の進行度に応じた治療計画を立てられます。
また、肉眼では見えない歯茎の内側の歯石の位置も確認でき、歯科医師、歯科衛生士の歯周治療の強い味方です。
上のデンタルレントゲン写真の向かって左側の歯根には多量の歯石が付着して、歯を支える骨が炎症で吸収されていることを確認できます。
肉眼で確認できない部位だからこそ、レントゲンの情報が治療の精度を左右する重要な役目を果たします。
 
3. 被せ物や詰め物の状態の評価
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「昔入れた詰め物の縁が黒ずんできました、、、」頻繁に頂くご相談です。
上のレントゲン写真では、痛みなく機能している被せもの下が虫歯になっていて、治療が必要なことがわかります。
私たち歯科医師が心を込めた被せ物にも必ず耐用年数は存在します。その多くは5年~8年です。
被せ物の下に虫歯が出来ている時は再治療が必要ですが、レントゲンはそのタイミングの判断にも効果的です。
こちらも、「デンタル」レントゲンの撮影で可能です。
 
4. 顎関節(がくかんせつ)症の診断
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「アゴがガクガクと震える」、「大きな口を開けられない」、「痛みで口が開かなくなった」、「顎からパキパキ音がする」
これらは顎関節症の症状です。
歯と異なり、顎の関節は肉眼では見えません。左右どちらの関節が動かないのか、関節の骨に変形はあるかなど、レントゲンは顎関節症の診断に欠かせません。
顎関節の場合は歯は撮らず、関節のみをターゲットとした四つ切りパノラマレントゲンCTレントゲンで撮影します。
 
5. ガンを含む腫瘍などの早期発見
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確率は決して高くないものの、顎の骨の中には様々な腫瘍が発生します。
写真はCTレントゲンで精密検査を行った、親知らずを包み込むように発生した良性腫瘍ですが、
やはり、顎の骨を壊してしまうため摘出手術の対象となりました。
口の中の腫瘍の多くは良性ですが、なかには悪性腫瘍(ガン)も存在します。
悪性の場合では、他の部位への転移する前に処置を行い生存率を上げる事は最重要目標となります。
早期に発見できれば、より安全に体への負担が少ない方法で治療が可能です。
 
 
6. 乳歯の生え変わり・小児の骨の成長・発達・矯正治療の必要性の診断
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「乳歯が抜けたのに、なかなか永久歯が生えてこなくて心配です、、、」
ご両親にとっては当然のご心配です。
そんな不安を和らげるためにも、パノラマレントゲン写真でまだ生えてきていない永久歯の
状態を確認します。
上のレントゲン写真は「混合歯列期」のお子さんパノラマレントゲン写真ですが、生え変わりを待つ沢山の
永久歯の種(歯胚)が写っています。
この歯胚の数や位置を確認することで、乳歯から永久歯に正常な生え変わりが可能かどうか診断できます。
 
下の写真はセファロ・レントゲン写真です。矯正治療にあたり より正確な骨格の診断を行うために必須のものです。
矯正治療に先立ち、問題を検証し、それぞれの骨格・顎の骨の成長のスピードにあわせて、より健康で、より美しい顔立ちになるように
綿密な計画を立てていきます。
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7. インプラント治療や親知らずの治療計画
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インプラント手術も親知らずの抜歯も、顎の骨の量や骨の内部を走る神経と血管の位置の把握が鍵になります。
この神経の位置をしっかりと確認するためにはレントゲンは欠かせません。
上のレントゲンでは、CTレントゲン光学スキャンを使用して、インプラント治療後の歯並びを術前に再現しています。
このように、必要に応じてCTレントゲンを使用してコンピューター上で緻密なシュミレーションを行ったうえで安心、安全で体に優しい手術を目指します。
 
さて、以上が私たち歯科医師が主に使用するレントゲン撮影の目的と種類になります。
どうでしょう、当院に限らず、皆様の通院中の医院でも一度はお目にかかったことのある、
なじみ深いレントゲンもあったのではないでしょうか?
ただ、種類も多く理解するのが難しいのも事実です。
ぜひ疑問や不安があれば、どうぞお気軽にドクターをはじめ当院スタッフまでお尋ね頂ければ幸いです。
 
 
また長くなってしまいましたが、次回は「妊婦に対するレントゲンの安全性と妊娠時の定期検診の重要性」について
お話させていただきます。
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妊婦の皆さん、ぜひ一緒に「妊娠期の歯科受診の注意事項や大切さ」を勉強していきましょう!
 
今年のお盆、天気に恵まれ、皆様が思いきり夏を楽しめるように願っております。それでは、どうか安全で楽しい夏休みをお過ごしくださいませ!

定期検診でわかること・第2回~歯周病編

  こんばんは、院長の松永です。

いつも院長ブログをご覧頂きありがとうございます。

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もう子供たちは夏休みに入りましたね、蒸し暑い毎日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回も前回にひき続き「定期検診」について書かせて頂きます。

 

歯周病(P3)2-1(050102020)今回のメインテーマは「歯周病」です。

定期検診の重要な目的の一つに「歯周病」の診断があります。

症状として、歯茎が腫れて膿がでたり、痛みや出血を生じるのが歯周病の主な症状です。

歯周病2重度の歯周病

ただ、この病気が怖いのは上記の症状が出たり消えたりしながら、継続的に何年にも渡り静かに進行して、歯を支えている顎の骨の一部が症状なく失われ、最終的にはグラグラして無傷の歯でも自然に抜けてしまうところです。

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そこで、定期検診時の「歯周病検査(歯周基本検査)」が病気の発見に威力を発揮します。

歯周病の原因菌に感染しても目立った症状は出ず、その進行をご自身で感じるのが難しいからこそ、

定期的に歯茎の検査を行い歯周病の有無、進行度合いを診て、適切な治療や口腔ケアを行うことで

歯周病を予防したり治療する事が可能になります。

 

さて、では実際の歯周病の検査について説明させて頂きます。

難しい言葉ですが、シンプルに言えば「歯周基本検査=歯肉溝の深さの計測」です。

歯と歯茎の間には「歯肉溝」と呼ばれる溝があります。この溝は「健康な歯茎」の方でで3mm以下であると定義されており、4mm以上を歯周病と診断します。

この溝が4mm→5mm→6mmと経年的に深くなっていけば歯周病の進行を意味しますし、溝が深く検査値が大きくなるほど、それだけ多くの顎の骨を失い歯が抜けるリスクが高いことを意味します。

歯周基本検査

ですから、歯周病検査のカギはいかに正確にこの「歯と歯茎の間の溝:歯肉溝」をいかに正確に測定できるかにかかっています。

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写真のように1mmのメモリが付けられた測定器具(歯周プローブ)を使用して1本の歯の周囲を一周するように溝の中を計測して、最も深い1点を記録します。

どうぞご安心下さい、一見すると、痛そうに見えるかもしれませんが器具(歯周プローブ)の先端は丸められており、あまり痛みはありません。

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写真では歯茎からの出血もみとめますが、先の丸めた歯茎に優しい器具でも出血してしまう、これも重要な歯肉の炎症のサインです。

また、熟練した歯科衛生士であればこの「歯周基本検査」の時に、歯茎の下の見えない歯石の位置も把握して、検査結果を基に行う歯磨きの指導(ホームケア)や歯石除去(プロフェッショナルケア)にも活用します。

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検査結果は電子カルテシステムで記録・分析され、過去から現在までの定期検診の結果を総合して、今後の進行の予測や患者様ごとに最適な治療計画の立案に生かされます。

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実はこの検査、3㎜前後の目には見えない歯と歯茎の間の溝を、写真にあるような1mm幅でメモリの切ってある器具(写真は当院のもの)を使い計測する、とても繊細さの要求される作業です。

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時には写真のような拡大鏡を用いる必要があるほどです。

当院には3名の経験豊富の歯科衛生士が在籍しております。繊細な作業であるからこそ毎回、同じ専任の歯科衛生士が担当させて頂き検査を行う事が重要であると考えております、ぜひ皆様と相性の良い2人3脚で治療を行える歯科衛生士を専任者とさせて頂ければ幸いです。

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是非、皆様もともに人生を歩める相性のいい歯科衛生士を探し、歯周病を予防するための定期検診を受けて頂ければ幸いです。

ついつい長くなってしまいましたが、次回は歯科のレントゲンについてお話させて下さい。

 

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それでは、皆様も体調崩されぬよう、ゆっくりお休みくださいませ。

定期検診でわかること・第1回~検診の重要性編

こんばんは、院長の松永です。

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やはり今週も急に雨が降ったり、晴れたりで蒸し暑い一週間でしたね。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

前回は「中華そば」のお話でしたので、今日は歯に話を戻させて頂きます。

3~4か月に一度、症状によっては1か月に一度の間隔で定期検診を受けられている方も多くおみえと存じます。

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実は定期検診でチェックしているのは虫歯の有無や歯周病の状態だけではありません。

お口のどこに汚れが残りやすく、どんな器具を使って清掃すれば効率的なのかなど、病気の発見だけでなく、将来のリスクを評価して「予防」に役立てるためのチェックもしています。

写真は汚れ(歯垢や歯石)が染め出される特殊な液を使い、汚れている部分を染め出しています。

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向かって左が歯科衛生士がクリーニングする前、右が歯科衛生士によるプロフェッショナル・ケアの後です。

右では、コーヒーやたばこのヤニなどの着色も含め、赤い染色(歯垢・歯石)が綺麗に取り除かれているのがご覧になれますでしょうか?

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高い技術と専門知識を有する歯科衛生士の痛みのない、快適なクリーニングはもちろんです。

しかし、どこに汚れが溜まりやすいのか?それが分かれば、皆様にピッタリ合った歯ブラシをお勧めする事や、ブラッシングのワンポイント・アドバイスもしっかりさせて頂けます。

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是非皆さんも、虫歯や歯周病のチェック、クリーニングはもちろんですが、

自分自身でより美しい口元を保つためのセルフケアの習得に

松永クリニック歯科の定期検診プログラムを有効活用して下さいませ。

 

それでは、どうぞ皆様も素敵な連休を!

丁寧な仕事に元気をもらえます。

こんばんは、院長の松永です。

IMG_2922平素より院長ブログを拝見頂き、誠にありがとうございます。

今月は豪雨と暑さが印象的な一週間でしたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

診療室でも「最近、夏バテ気味です、、、」との声をよく聞くようになりました。

皆さんは、どのような「夏バテ」対策をされていますか?

...なぜか冒頭の写真はお蕎麦ですが....

私の夏バテ対策はズバリ「ラーメン」です!

実は中華そばが大好きで、暑くて疲れた日ほど中華そばを食べにまいります。

なかでも、特に大好きなのが名東区猪子石にある「実垂穂」さん。

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一押しは「中華そば・塩」です。

少し固めの麺に、澄んだスープと出汁の香りがとても印象的な、ここでしか食べられない逸品です。

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味だけではないんです、カウンターから見える大将の仕事への丁寧さが素晴らしい。

オープンキッチンスタイルの厨房はいつ行ってもピカピカで、一杯ごとに電子天秤で各種の出汁をブレンドしながら作るスープには職人の心意気が感じられます!

あっ!あとラーメンだけでは物足りない方には「チャーシュー丼」もお勧めです。

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香ばしいチャーシューが炊き立てご飯の上に盛り上げられて、ラーメンとセットで幸福感で

お腹いっぱいにしてくれます。

是非、皆様もおいしいラーメンが食べたくなったら「実垂穂」さんを訪ねてみてくださいませ!

実垂穂:愛知県名古屋市名東区猪子石2-502 

    ユタカビル1階

facebook: https://www.facebook.com/%E5%AE%9F%E5%9E%82%E7%A9%82-612829585549118/

時には歯科の話題以外も楽しいですね、それでは皆様も体調崩されないように、しっかりお食事を

召し上がって下さいませ!

表には出ない「匠の仕事」技巧の世界

こんにちは、院長の松永です。

院長ブログの拝見ありがとうございます。

じめじめした梅雨の毎日、皆様いかがお過ごしでしょうか?

また、お仕事のお話になってはしまいますが、現在お使いの入れ歯でご不満な点ございませんか?

入れ歯をお使いの方から寄せられるご要望の多くは以下のようなものです。

「もっと目立たないものはないのかな?」

「アゴの骨の出っぱりと歯茎と擦れて痛いけど何とかならないかな?」

「食事の温度が解かりにくい、もっと食事を楽しめるものは?」

「もう少し、薄くて軽いと良いのだけれど、、、」

そんなご要望に応えるために、当院ではノンクラスプ、シリコン床、金属床を組み合わせた

精密義歯の製作も行っています。

今回はなかなか普段ご覧いただく事の無い義歯製作の現場を少しだけ紹介させて頂きますね。

①まずは設計、模型とお口の中を慎重に診査させて頂き設計を行って行きます。

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②お口の中の精密な型採りを行い、その患者様のお口を精密に再現いたします。

精密印象(型採り)

 

③その患者固有の咬み合わせを決めていきます。

咬み合わせを決める装置

 

あなたの顎の動きを再現する機械です

 

④実際に人工歯(入れ歯の歯)を並べて、お顔立ちとの調和を確認し細かい修正を加えます。

咬み合わせとお顔のイメージをチェックしますIMG_3987

 

⑤より軽く、より薄く、食べ物の温度が伝わるように金属の部分も精密に作ります。

まずはワックスパターンを作ります

 

金属を溶かし鋳造します IMG_3501

 

金属と歯の部分を一体化します

 

⑥裏側をLOOP社の生体シリコンで裏打ちをして完成です。

骨の出っぱりを優しく保護する生体シリコンで裏打ちします

 

⑦実際に装着して頂き、お顔立ちの確認や食べ物を召し上がった頂き微調整を行います。

完成・装着・微調整

 

院長ブログ、最後まで拝見頂き誠にありがとうございます。

入れ歯作りの裏側いかがだったでしょうか?

松永クリニック歯科では、自然な外観で目立たない、はめていることを忘れるような義歯を目指し

歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士が協力しあなたの「より美しく」「より美味しく」をサポートしてまいります。

「楽しく食べる!」を追求したいのです!

こんばんは!

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院長の松永です、院長ブログ拝見頂き、誠にありがとうございます。

とうとう東海地方も梅雨入りですね、少しずつ蒸し暑くなってくる6月、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、皆様は楽しく、おいしくお食事できていますでしょうか?

なかなか当院の治療をご紹介させて頂ける機会も少ないので少しだけ、この場をお借りしますね。

上下の総入れ歯の痛みでお困りでお越しになられた患者様。

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古い義歯(経年劣化が目立ちます)

「痛くて痛くて、食事は軟らかいドロドロのものばかり、、、」

とお困りで、内科の看護師さんのご紹介で当院にお越しになられました。

IMG_2854 (2)上下の古い入れ歯の修理から、新しい入れ歯の製作まで約3か月、根気よく通院して頂き、今では素敵な笑顔をみせて頂けるようになりました。

 

IMG_2853 (2)お煎餅のような硬い物もしっかり前歯で食べられるようになりました!バリバリいけます!

IMG_2856 (2)減ってしまった体重も無事に戻り一安心!

良く咬める状態を維持する為には、入れ歯も6か月間隔で微調整が大切です。

入れ歯でお困りの方、是非、院長、スタッフまでお気軽にご相談下さいませ。

「生きることは、食べること、食べることは人生を紡ぐこと」

その思いを胸に今後もスタッフ一同、精進してまいりますので、

今後と何卒よろしくお願い致します!

6月スタート‼

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皆さん、こんにちは。

受付担当「道木です」とうとう院長ブログ・デビューです!

今回は院長に代わってブログを書くことになりました(笑)

もう、6月になるんですね…!

2017年6月1日に開院してからもう半年…

1年がすごく早く感じて怖いです(汗)

みなさんは、この半年で何か変化したことはありますか?

 

院長ブログでも紹介して頂いたとおり

30歳になりました!

私は変化と言っていいのか、もう夜12時過ぎまで起きていられないです(笑)。

あと、松永クリニック歯科に入社してもうすぐ1年になります!

スタッフからも患者様からも良くして頂いて

楽しく働かせて頂いております。本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願いします★

 

話は変わりますが先日、ユニバーサルスタジオの

新しくできたミニオン・パークに行ってきました。

平日にも関わらずお客さんがたくさんいてビックリでした。

晴天の暑さで自分の体力のなさにショックをかくしきれず…

でも、ばっちりミニオン達に癒されリフレッシュできました!

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毎日院内の中で仕事しているので太陽を浴びることも大切だなっと

思いました。

 

最後に、でも大切なお話を!

話を戻しますね!

1年の半分を折り返したタイミングで

お口の中のチェック(定期健診)はいかがですか??

スタッフ一同お待ちしております。

受診される前は、是非ご予約を♪

 

 

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