こんにちは。院長の松永です。
天候にも恵まれた体育の日、皆さまはどう過ごされましたか?
運動会やお祭り、遠出された方もお近くでご町内の餅まきなどに参加された方もおいででしょうか?
私、松永は連休を運営メンバーとして参加させて頂いている「歯科から医療を考える会」の活動で過ごし
ました。
この会の趣旨は、その名の通り歯科治療を通じ高齢者の「低栄養」や「サルコペニア」の改善ももちろ
ん、「口腔ケア」の技術、重要性の啓蒙などです。
私たち歯科医師がご高齢の皆さんの食に関わらせて頂くには、やはり入れ歯です。
少しでも快適で咬みやすい入れ歯を作ることで食べる喜びを得て頂き低栄養の改善を目指すのはもちろん
ですが、周囲のご家族やご友人との時間をより有意義に過ごして頂き人生をより豊かなものにして頂く
事が私たちの会の目標です。
10月9日10日の連休は遥々、九州よりお越しいただいた歯科技工士の松岡先生より、入れ歯の歯の並べ方
や調整方法のをご講義頂き、実習にて技術の向上を目指すものでしたが、
今週末は「明日からできる口腔ケアの基礎」と題しまして愛知県歯科医師会館4Fにて口腔ケアセミナー
を催しております。介護に携わるご家族など医療関係者以外も歓迎です。
参加費:医師・歯科医師5000円、その他1000円です。
ご興味のある方はぜひ歯科院長までおたずね下さい。
院長ブログを読んで頂きありがとうございます。
さて、前回は松永クリニック誕生当時から現在までのお話しでしたが、
今回は私(院長:松永祐貴)なりの歯科医師としての命との関わり方を書かせていただこうと思います。
「歯医者は痛い時に行くだけのところ、命にはあまり関係ないや、、、」そんな印象をお持ちの皆さんも多いのではないでしょうか?
確かに、歯科では、いかに美しさを回復するか、被せ物は白色か銀色か?
治療費は?「きっと、お高いでしょう?」、、、なぜか歯医者は外車に乗っている先生が多くて優雅な感じ、、、など少し命から離れた部分に話題が集まりがちです。
けれど、当院のドクターとスタッフ一同、私も含め、日々、「静かに」でも「情熱的に」命と向き合っています。
「えっ、どうやって?」との声が聞こえてきそうですが、答えはシンプルです。
往診先の老人ホーム内でも、最新設備を整えた当院の診療室であっても、
「食べたい物が食べられるお口を作る」その一言に尽きます。
「歯が無くて食べたい物が食べられない、、、」
「もう、たくさん食べる体力は無いけれど、少しでも思い出の味を楽しみたい」
「お呼ばれした先でも、みんなと同じ食事を楽しみたい」
「入れ歯だけど焼肉屋さんで、牛タンを食べたい、、、」
皆さま、ご要望は十人十色、動機は実にさまざまです。
ですが共通しているのは、皆さまが食べることで命をつなぎ、思い出を作り、人生を紡いでいることです。
私たちは信じています、私たちの作る入れ歯や、被せ物が、詰め物が、皆さまの食を支え、
ひいては命をつなぐ道具であるということを、だからこそこ、これからも歯科治療に真摯に向き合っていきたいと思うのです。
院長ブログをご覧の皆様、ありがとうございます。
初めまして 松永クリニック歯科 院長の松永祐貴です。
父、松永仁毅が松永クリニック耳鼻咽喉科・皮膚科を開院して、30年近くが経ちますが、父と同じ、この名東区・豊が丘の地で松永クリニック 歯科部門の新たなスタートを迎えられる事を心から嬉しく思います。
(30年前の松永クリニック開業日の写真)
思い返せば、私達家族、医院も全て地域の皆様に支えられ、見守られここまで成長することができました。幼少の頃の私に優しく、時に厳しくご指導下さいました地域の皆様には感謝の気持ちで胸が一杯です。
父の背中を追いかけ進んだ医療の道、この地で開院させていただくことは、私の長年の夢でもありました。耳鼻科委、皮膚科、歯科の連携を密に、心を込めたチーム医療で少しでも皆さまにご恩返しができますよう、精進してまいります。
皆様一人ひとりを大切に、高度な技術と地域の皆さんが集うサロンのような歯科医院を目指します、今後とも宜しくお願いします。