院長ブログを読んで頂きありがとうございます。
さて、前回は松永クリニック誕生当時から現在までのお話しでしたが、
今回は私(院長:松永祐貴)なりの歯科医師としての命との関わり方を書かせていただこうと思います。
「歯医者は痛い時に行くだけのところ、命にはあまり関係ないや、、、」そんな印象をお持ちの皆さんも多いのではないでしょうか?
確かに、歯科では、いかに美しさを回復するか、被せ物は白色か銀色か?
治療費は?「きっと、お高いでしょう?」、、、なぜか歯医者は外車に乗っている先生が多くて優雅な感じ、、、など少し命から離れた部分に話題が集まりがちです。
けれど、当院のドクターとスタッフ一同、私も含め、日々、「静かに」でも「情熱的に」命と向き合っています。
「えっ、どうやって?」との声が聞こえてきそうですが、答えはシンプルです。
往診先の老人ホーム内でも、最新設備を整えた当院の診療室であっても、
「食べたい物が食べられるお口を作る」その一言に尽きます。
「歯が無くて食べたい物が食べられない、、、」
「もう、たくさん食べる体力は無いけれど、少しでも思い出の味を楽しみたい」
「お呼ばれした先でも、みんなと同じ食事を楽しみたい」
「入れ歯だけど焼肉屋さんで、牛タンを食べたい、、、」
皆さま、ご要望は十人十色、動機は実にさまざまです。
ですが共通しているのは、皆さまが食べることで命をつなぎ、思い出を作り、人生を紡いでいることです。
私たちは信じています、私たちの作る入れ歯や、被せ物が、詰め物が、皆さまの食を支え、
ひいては命をつなぐ道具であるということを、だからこそこ、これからも歯科治療に真摯に向き合っていきたいと思うのです。