こんにちは、院長の松永です。
いつも当院のブログをお読みいただきありがとうございます。
紅葉の季節も終わり、寒さ増してきました師走、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、私はと言えば、相変わらず学術と技術を追い求め、勉強のため東京のデンツプライ・シロナ社の本社のアストラテック・インプラント研修センターで週末を過ごし、名古屋に戻る新幹線の中でこの文章を書いています。
昨今のインプラントの進化も目覚ましく、インプラントメーカーも多数存在するため、どのようなインプラントを選択すれば良いのか迷われる方も多いかもしれません。
あまりに多くの情報が氾濫している近年、Dr.でもその選択に迷うほどなのですから、
皆様が困ってしまうのも当たり前かもしれません。
そこで、私が大切にしていることは「最新」「最高」などのセールストークはなく、そのメーカーがどれだけ治療後の自社のインプラントの経過を、熱心に研究しているかです。
「最新」「最先端」のような未来感を演出する言葉より、「過去の実績」つまり長期間の臨床成績が最も重要なのです。
自社の製品の経過を納品後、10年以上にわたり追跡してデータを蓄積、偏見なく分析し論文として世界に公開し、批評に耐えうる科学的な資料としまとめることはとても困難な作業です。
しかも利益の無い割に莫大な費用を要するため、メーカーにとっても忍耐と高い倫理観が要求されます。
ですから、現在でも信憑性のあるデータを蓄積できているメーカーは多くはありません。
私の知る限り、ノーベル社・アストラテック社・ストローマン社の3社のみでしょうか。
けれども、だからこそ、それらのデータには大きな価値があるのです。
それらのデータをもとに、より確かな実績をもつメーカーのインプラントを選択することで、皆様のお口の中に装着されたインプラントの10年後の未来の姿、つまり今後起起こりうるトラブルを含め、適切なメンテナンスのタイミング、被せ物を作り変える更新の時期などを事前に予見したうえで治療を進める事が可能となります。ある意味、未来を見越した計画を立てる事は究極のアンチエイジングでもあります。
皆様もインプラントメーカーの選択に迷われたら、ぜひご担当の先生にお尋ねください。
どの先生も診断の根拠としている論文はお持ちです、きっと快く説明して下さると思います。
さて、インプラントの話はこの程度にして、当院自慢のスタッフたちの隠れた?特技をご紹介させていただきたいと思います(笑)!料理です!女子力高いです!
いかがでしょうか?カレーライスとサンドイッチは受付コンシェルジュのDさんが、
お稲荷寿司は主任歯科衛生士のS先生の力作です。
どちらも、とても優しい味付けの、心のこもった素敵な手料理でした。いつもの腹ペコ院長への粋な計らいに嬉しくて思わずブログに、、、(笑)。
当院での待ち時間、ふと夕飯のメニューに悩んだら、ぜひ当院スタッフまで!きっと、秘伝のレシピをこっそり教えてくれますよ。
忙しくなり、体調を崩しがちな師走、どうぞ皆様もお体ご自愛ください。スタッフ一同皆様のご来院、心よりお待ちしております。