こんにちは、院長の松永です。
いつも院長ブログをお読み頂きありがとうございます。
今日は気持ちのいい日曜日になりましたね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
紅葉狩りや果物狩りに最高の天気ですが、皆さんはお出かけされていますでしょうか?
私は久しぶりの日曜日のお休み、大好きなガロンコーヒーのモーニングに行ってまいりました。
この、名東区に住んで30年以上が経ちましたが、幼少の頃よりコーヒーと言えば、ガロンコーヒーさん!まだ、この辺りの建物が少なかったころ、ガロンさんがコーヒー豆を焙煎する香ばしい香りが当院まで風に乗り流れてきていたことを今も良く覚えています。
そんなわけで、私は勝手に郷土の誇り!キング・オブ・喫茶店と呼んでおります。
ガロンさんの緑の多い昭和レトロな店内は、スターバックスやドトールのより遥かに心が落ち着きます。
皆さんも、名東区で美味しいコーヒーを飲みたくなったら、ぜひガロン・コーヒーを訪ねてみてください、とても癒されます。
さて、本題ですが、本日、当院に注文していた機械がやっと納品されました。
それが、写真の東京技研社のCAPT+です。
この業界にいる人間でも頻繁に見かけることのない機械ですが、とても優秀な製品です。
何をするかと言えば、写真のように被せ物や入れ歯を調整した時に飛散する削りカスを強力な吸引装置で吸い込み、粉塵の室内での拡散を防ぎます。
被せ物や仮歯を調整したり、入れ歯を調整したりと、お口の中に使用されていた物を削ると
そこに付着していた大量の細菌を削りカス(ホコリ)として治療室内に飛散させてしまいます。その埃がハウスダストになるのはもちろんのこと、空気感染の原因になる可能性もゼロではありません。
私たちは「前の患者様の被せ物の削りカスが診療室内の空気中を漂い、次の患者様の肺に入る」、、、そんなことは絶対にあってはならないと考えています。
そこで、当院では被せ物や入れ歯の調整時にこの機械を使用することで、粉塵の飛散を防ぐのです。
当院では、CAPT+だけでなく診療室内の空気を清浄化に様々な努力しています。
その一つが口腔外バキュームの採用と吸排気完全分離設計です。
口腔外バキュームですが、厚生労働省もその重要性を認め保険制度のなかにも組み込んだ装置です。
先ほどの被せ物の削りカスと同様、患者様の歯を削ると冷却水と空気により、写真のように血液や唾液、歯や粘膜、金属の削りカスを含んだミスト状(霧状)の埃が診療室内に飛び散ります。
院内感染を予防することは考えると、そのミスト(埃)が患者様の肺に入ることは可能な限り予防したいのです。
その対策として、当院では東京技研社の口腔外バキューム(フリーアーム・アルテオ)を採用しています。患者様のお口の前に設置されるこの装置は、ミストや粉塵を強力に吸引、確実に院外に排出する構造です。
使用時は少し大きな音のする機械ですが、治療を受けてみえる患者様ご自身が削り取られた金属片などを肺に吸い込むことを防いでくれる機能もあるので、ぜひ使用させて頂きたいと思っています。
ついつい熱くなり、また長文に、、、
せっかくの晴天の日曜日、皆さんもお出かけ楽しんで下さいね!
それでは、また月曜日松永クリニック歯科の診療室でお会いしましょう!