こんばんは、院長の松永です。
今日は晴天でしたが、さすがに夜は冷えますね、皆様いかがお過ごしですか?
節分の行事、楽しまれましたか?
地方によっては焼いた鰯の頭を串に刺し玄関に飾って魔除けにしたり、豆撒きをしたり、巻き寿司をほお張られた方もおみえになるかもしれませんね。
今年の恵方?南南東やや南だそうですが、いかがでしたでしょうか?最後まで、無言で海苔巻き、完食できましたか?
恵方って、、、何?となるかと思います、私も何か良く分からなかつたので調べてみました。
恵方:その年の「歳徳神:とくとくじん」つまりは年神様のおみえになる方角だそうです。
、、、とにかく、海苔巻きを食べながら、神様に挨拶をする行事のようです。
細かいことはさておき、季節のお祝い事は楽しいですね。
さて、先月1月29日のTV番組、「情報ライブ・ミヤネ屋」でも特集されましたが、厚生省により歯磨き剤のフッ素濃度の変更がありました。
今まで950ppmまでしか認められていなかったフッ素が、約1500ppmまで使用できるようになり、ついに日本の歯磨き剤も欧米諸外国並みのフッ素濃度になりました。
この、フッ素濃度の変更が前述しましたお昼の情報番組で取り上げられて、「歯磨き粉のフッ素濃度が変更になったみたいですが、、、新しい歯磨き粉に変えた方が良いですか?」
との質問を、複数の患者様から頂戴いたしましたので当院の見解を記載させて頂きます。
Q:より高いフッ素濃度の歯磨き粉に変更した方が良いでしょうか?子供に使わせたいのですが、、、
A: 【大人】
大人の使用を想定した場合、現在お使いの歯磨き剤を使い切ったタイミングで十分です。950ppmと1500ppmのフッ素濃度の差を使用感で実感できることはありません。ただし、長期の使用を考えると予防効果としては「より虫歯を予防する効果が高い」との研究結果がでており、予防歯科的な観点からは大いに賛成致します!
A:【子供】
中学生以上:大人と同等のフッ素濃度の製品を使用しても結構です。
中学生未満:従来の小児用の歯磨き剤のフッ素濃度の上限である950ppmの製品を推奨いたします。
理由は、体重が軽いためフッ素中毒になりやすいこと、低年齢児ではうがいが上手にできずに、誤って飲み込んでしまうことがあるため、万が一に、全てを飲み込んでしまっても安全な濃度での使用が肝要です。
さて、ここでもう一つ!良く頂く質問の中に、「歯磨き剤の使用料と方法」がございますが、フッ素入り歯磨き剤を有効に活用するには、コツがあります。
下のイラストにも要点をまとめています、参考にして下さい。
当院でも販売しておりますLION(ライオン)歯科材株式会社の製品に関しての情報はこちらのリンクを使用して頂ければ幸いです。
【フッ素入り歯磨き剤・使用のポイント】
ポイント① 歯ブラシは乾いた状態から使いましょう
~フッ素濃度が薄まります
ポイント② 歯磨剤はたっぷりめで、十分な1回量を使いましょう
ポイント③ お口のゆすぎ過ぎに要注意!
~すすぎ過ぎるとフッ素が全部流れてしまいます。
以上、フッ素入り歯磨き剤のフッ素濃度と使用のポイントでした。
いかがでしたでしょうか?わからない事は、ぜひ当院の歯科医師、歯科衛生士までお尋ねください!
皆様と楽しく!分かりやすく!あなたにピッタリの歯磨き剤、お勧め申し上げます。
今夜も、しんしんと冷えますね、どうか温かくしてお休みください。
どうぞ、素敵な夢を。